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家電頼みの住環境

10月に入って、やっと過ごしやすい気候になってきたと感じます。体質によると思いますが、個人的に日本、特に本州の都市部に住んでいると、1年の内で快適に過ごせる日数は1ヶ月くらいしかないような気がします。

 

4月:花粉がひどい・朝晩寒い

5月1週目~2週目:過ごしやすい

5月3週目~6月:暑い・梅雨で湿度高い

7月~9月:暑い・湿度高い

101週目~3週目:過ごしやすい

10月4週目~31週目:寒い・乾燥している

32週目~34週目:寒い・乾燥している・花粉が飛び始める

 

このように年間の気候を改めて考えると、ストレス無くいられるのは、5月の1~2週目と10月の1~3週目くらいではないでしょうか。

 

私はあまり我慢強い性格ではないので、ちょっとでも温度や湿度など家の中の環境で不快感があると、すぐにテクノロジーに頼ってしまいます。

エアコンはもちろん、空気清浄機と加湿器は購入済み。また、雨続きだった今年の夏は、湿度が高いせいでカビやダニがしばしば発生したので、ついに除湿機まで導入してしまいました。部屋にずらっと鎮座する家電たちを眺めていると、快適な住環境は、家電頼みになっているなあとつくづく感じます。

 

家電を使わずに家の中の温度と湿度を快適なレベルに保てるような建築技術はどれくらい進歩しているのでしょうか。今住んでいるアパートは数年前に建てられた物件ですが、30年前に建てられた実家と比べても、夏は同じくらい暑いしジメジメするし、冬も寒くて乾燥していると感じます。庶民が住む家に、冷暖房機や除加湿機が要らなくなる日はいつか来るのでしょうか。

 

気温と湿度が夏は高く、冬は低い気候では、家電の力を借りずに一定の温度・湿度に保つことは難しいかもしれませんが、流行りのSDGsで環境保護や省エネの取り組みが重要視される昨今、家電を使わずに快適に過ごせる家の普及を期待せずにはいられません。