エンジニアブログ

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住みにくい世の中になっていないかい?

私たちなどエンジニアにとっての「基準」は技術基準なるものがあります。
設計や検証など、いかにこの「基準」に適合させるかを生業(ないわい)としています。
技術基準の線引きは、条件や数値などである程度明確に示されています。

しかし、世の中一般の「基準」はどうなのでしょう。

まずは法律。
コンプライアンスが重視される今、守られるべきものとは十分承知していますが、
解釈によって白にも黒にもなること。いわゆるグレーゾーンと呼ばれるものが多いこと。
同じ法律でも裁判官の判断で判決が変わるって、基準がはっきりしてないのでしょう。
そう、単純でないことも理解はしますが。。。
また、法律そのものの記述が一般人には到底理解しがたい表現(法律用語)で書かれており、
これも現代語に直してもらいたいものです。間違いの元と思っています。

身近なところでは、世間の常識でしょうか。
常識の根本は「道徳」なのでしょうが、「昔は咎められなかったことが、今はダメ」。
こんなことが最近多いと感じます。
法律ができてダメになることは当然ですが、世の中の常識が変わったということです。
特に言論に関しては最も注意が必要と感じます。
SNSの発信が当たり前になった今、世間の常識に疎いと叩かれる原因となります。
言葉にする(発信する)テリトリーの広さは、思う(考える)よりはるかに狭いものです。
個人的にSNSなどでは怖くて発信していませんが、
SNSを利用して情報を発信しておられる方は、くれぐれも世間の常識に注意してください。
発信の目的と違う反応が多いのではないでしょうか?
日本では、LGBTや女性に関する発信をする場合は、世間の常識が今どうなっているか把握しましょう。
言論の自由は、常識の範囲内と言うことなのでしょう。

世間の「基準」=世間の常識は、どこかに書いてあるわけではないので、
ニュース(TVやネット)を見るのは最低限で、人との付き合いで感じることが大事だと思います。
そして、曖昧な基準の中で生活していること忘れてはなりません。

なーんか、「住みにくい世の中になったなー」と思うのは私だけでしょうか。