蝉の声

蝉の声が聴こえた。

コロナ禍で出かける事もままならず、部屋の中でゆっくりと時間が流れていく事が多かった。

人は常に行動している。
体を動かさなくても視覚を使い、聴覚を使い…人は思考し続ける。
TVも点けず、スマホも触らず、ただ遠くから聴こえる蝉の声に耳を傾けた。
短い時間と言えば傲慢だが、全力で生きる気高さ…。
言葉に出来ない、命を感じ取った。

日々を生きる事の大切さを知る良い機会に恵まれたのではないだろうか。
人は歴史の中で、ずっと不自由の中から新しいものを作り出してきた。
それが発明だ。

このような時間を貰ったのならば、この時間はきっと新しい自由を作り出す為の時間に違いないと感じている。
これからどんな新しい技術が生まれてくるだろうか。
視野を広げ、耳を傾け、自分も知識を広げていかなければならない。